企業組合内子ワイナリー(藤渕利通代表理事)では、製造開始に向け着々と準備が進んでいます。
昨日は、醸造に必要な設備類が業者によって搬入され、設置作業が行われました。これらの設備は、原料であるブドウを砕く破砕機や果実を絞る搾汁機、また醸造用のタンクとタンク内の温度を一定に保つ機械、さらには瓶詰機やコルクの打栓機、洗浄機などで、ワインの本場イタリアから取り寄せた設備もあります。設備の選定にあたっては、電動式にすると熱がブドウに伝わり、ワインの味や香りが損なわれる恐れがあるため、あえて手動式にした物もあるなどのこだわりようで、小規模施設ならではのワインづくりに対する情熱が感じられます。
現在、製造免許の審査も最終段階に差し掛かっていると思われ、免許が下り次第、これらの設備を使って、ワイン製造が始められます。
製造にあたっては、専門の職員を雇用し、愛媛県産業技術研究所において醸造技術の研鑽に勤めており、小さなワイナリーではあっても、内子産にこだわった本物の味を提供していきたいと考えています。
また、この度、内子ワイナリーのロゴマークが完成しました。このロゴは内子ワイナリーで製造されるすべての商品に使用されるほか、案内サインやワイングラス、食器類にもプリントしていく予定です。


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ぶどうの破砕機          タンクと温度調節機
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検査機器             内子ワイナリーのロゴマーク