企業組合内子ワイナリー(藤渕利通代表理事)では、3月7日(月)に特区を活用したワインの製造免許を取得したことにより、製造のための準備を進めておりましたが、17日(木)に初めての仕込みを行いました。
 この日は、早朝より、昨年収穫して冷凍保存しておいたブドウ(ベリーA)を破砕する作業を行い、次々と醸造用のタンクに入れていきました。作業にあたっては、以前より指導を受けていた愛媛大学の谷本昌太先生にも立ち会っていただきました。
タンクに納められたブドウは、タンクを加温することにより徐々に温まり、その後、ブドウ糖を入れると溶解熱によりさらに温度が上昇します。一定の温度に達したところで、酵母を入れると一通り櫂入れを行いました。
 今後は、温度調整をしながら醗酵が進むのを待ち、絞りやろ過などの工程を経て商品となります。
 四国で初めての取り組みとして多方面から注目されており、早く内子産ブドウ100%のワインを味わいたいという、ワインファンからの問い合わせも多く寄せられています。
 また、初仕込みに合わせ、内子ワインのネーミングを募集しています。詳しくは、このホームページの「会員日記3月8日」の記事をご覧ください。

 

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